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  • 【銀座】オーダーメイドスーツ専門店・京都ビスポーク スーツスタイルの種類と結婚式などで着用する礼服(フォーマルスーツ)の違い

【銀座】オーダーメイドスーツ専門店・京都ビスポーク
スーツスタイルの種類と結婚式などで着用する礼服(フォーマルスーツ)の違い

ビジネススーツのスタイルは、大きく分けて「イタリアンスタイル」と「ブリティッシュスタイル」があります。どちらもビジネススーツとしてご着用いただけますが、デザインや色合い、生地の特徴などがそれぞれ異なりますので、シーンやお好みにあわせてお選びください。こちらでは、スーツスタイルの種類についてご紹介いたします。また、ビジネススーツと冠婚葬祭で身につける礼服(フォーマルスーツ)の違いもあわせてご紹介します。

ビジネススーツスタイルの種類

ビジネススーツスタイルの種類

デザイン

・イタリアンスタイルイタリアンスタイルは、柔らかな仕立てで中性的かつ華やかさのあるスタイルが特徴です。流れるようなシルエットが非常に美しく、パットに頼らないやわらかな印象の肩まわりと立体的な袖付け、ジャケットの第一ボタンの位置を少し低めにしてVゾーンを深くすることでバストからウエストにかけて美しいラインを描くのが特徴です。胸元のバルカポケット、袖口の重ねボタンなど、ディティールまで職人のこだわりが楽しいスタイルです。

・ブリティッシュスタイルブリティッシュスタイルは、パットがしっかり入り、かつしっかりとスクエアに盛り上げた力強いショルダーラインが特徴的で、堂々とした見た目になります。ジャケットの第一ボタンは高めについており、ウエストシェイプ位置も高め、上着の裾にかけてフレアしていくボディラインで、非常に力強くシャープな印象です。チェンジポケット(コインポケット)やスラント(斜め)も特徴的なデザインといえます。

仕立て

・イタリアンスタイルイタリアンスタイルは、薄目でソフトかつ適度なハリのある上質な毛芯を使い、肩の形状も肩先が丸く仕上がるようにパットやたれ綿も薄めのものを使うことが特徴。また、芯無し(センツァインテルノ)、パット無し(マニカカミーチャ)などナポリ仕立てに代表される全体的にソフトな印象も特徴。

・ブリティッシュスタイルブリティッシュスタイルは、しっかりとした服地にしっかりとした毛芯を使ったハリのある美しいバストボリュームを目指した仕立て。パットもしっかり入っているので全体的に力強さと重量感がある。

肩と袖山

・イタリアンスタイルイタリアンスタイルは薄目のパットとたれ綿によるナチュラルショルダーが特徴。またパット無し(マニカカミーチャ)など肩先の角張りを無くし、体に沿った吸いつくような袖山からのやわらかな丸みも特徴。

・ブリティッシュスタイルブリティッシュスタイルはロープショルダーに代表される肩先が盛り上がり力強く角張ったショルダーラインが特徴。

素材

・イタリアンスタイルイタリアンスタイルは極細原毛を細番手の糸に紡績し、軽くて柔らかくドレープ感があるものに仕上げた素材を用いることが多い。

・ブリティッシュスタイルブリティッシュスタイルは中番手の糸を用いてしっかりと打ち込んで仕上げた重量感のある素材を用いることが多い。

このような違いがある理由には、イタリアとイギリスの気候と文化の違いが挙げられます。イタリアは地中海性の温暖な気候であり、雨も少ないので湿気によりスーツがボコついたりよれるということがありません。また動きのなかでのカッコよさを追い求める風潮があり、その風潮によって動きがそのままシルエットに現れるやわらかなもの作りにつながっているともいえます。

一方のイギリスは雨が多く、年中湿度の高い地域です。湿気の多い日でもスーツがボコついたりよれないように、しっかりとハリやコシのある生地が使用されています。また、国民性の違いもスーツに現れています。イタリア人が人生を謳歌する楽観的な国民性で、動きのなかでのカッコよさを追い求める風潮があり、動きがそのままシルエットに現れるやわらかなもの作りにつながっているともいえます。

逆に、イギリス人は勤勉で伝統を重んじる国民性です。極端に言えば動きやすさより立ち姿の精悍さを重視しているためしっかりとした着用感になっているといえます。そのため、イタリアンスタイルはファッション性を意識したデザインになっていることが多く、ブリティッシュスタイルは仕事をするための伝統を重んじたフォーマル性の高い服という意味合いが強いのです。

オーダーメイドスーツ専門店・京都ビスポークのハウスモデルは、イタリアンクラシコとサヴィルロウ(ブリティッシュ)です。もちろん、アメリカントラッドやスタンダードなレギュラーモデル、そのほかのお好みのスタイルにもできる限り対応いたします。京都・大阪梅田・東京銀座でスーツをオーダーするなら、専門店の京都ビスポークにお越しください。

結婚式などで着用する礼服と一般的なスーツとの違い

結婚式などで着用する礼服と一般的なスーツとの違い

礼服(フォーマル)とは、冠婚葬祭で着用することができるフォーマルウェアです。あまりビジネスシーンで使われることはなく、スーツの代用として着ることはありません。礼服は、一般的に正礼服、準礼服、略礼服の3つの種類に分かれています。

正礼服は、礼服として最も格式が高いです。モーニングコートや燕尾服などを指します。準礼服は、タキシードやディレクターズスーツのことを指します。パーティなどで着用されることが多いです。正礼装と準礼装は、結婚式において新郎の定番衣装としても人気があります。

略礼服は、ダークスーツや濃いネイビーなどの色合いのものを指します。一般的なスーツに最も近いです。結婚式に出席する際に「平服」とある場合は、この略礼服を指しています。

日本における礼服について日本では冠婚葬祭に着用する「礼服」として1960年代から1970年代にかけて、着物の喪服ではなく洋服型の礼装が「略礼服」として広く一般的に定着しました。その際、男性では「黒のダブル」が多かったために、古い礼服を長く来ている人や年配者を中心に黒のダブルの略礼服を着ている人が多いのです。しかし、正式にはダブルもシングルもどちらもOKなため、近年ではシングルの略礼服が多くなっています。

モーニングなど一目見て礼服とわかるデザインもありますが、略礼服は一般的なスーツと形状的にはさほど違いがありません。デザインの違いとしては、一般的なスーツに多く見られるAMFステッチが、礼服には入っていないことが多く、パンツの裾もシングルまたはモーニングカットで仕上げるのがセオリーです。また、着物時代の名残で礼服用の服地としては濃く深い黒さが高級とされており、黒や紺といった色は素材の良さが色の深みとして現れるため、礼服には高級な服地を使用すると、遠くからでも違いがわかるものです。

東京でオーダーメイドスーツの専門店をお探しの方は、銀座にある京都ビスポークにお越しください。京都に本店を構える当店は、大阪梅田や東京銀座にも店舗を展開しております。関東にお住まいのお客様にもオーダーメイドスーツの素晴らしさ、楽しさをお伝えしていきたいと思います。銀座店は2020年にオープンしたばかりの新店舗です。新しい試みとして、スーツ生地で仕立てる「オーダー和服」も行っております。礼服として和装をお考えの方も、専門店の京都ビスポークにご相談ください。

京都・大阪梅田・東京銀座にあるオーダーメイドスーツ専門店・京都ビスポークは礼服のオーダーも可能

京都・大阪梅田・東京銀座にあるオーダーメイドスーツ専門店である京都ビスポークでは、ビジネス用スーツだけでなく、結婚式に身につける礼服のオーダーも承ります。新郎様の婚礼用スーツのお仕立てをご依頼いただいたこともあります。結婚式では、多くの方々、様々な方向から注目されることになります。オーダーメイドスーツなら、お客様にあわせて体型補正を行うため体にぴったりフィットし、どこから見ても美しいシルエットが実現します。また、結婚式の後はジャケットを短く再補正し、ビジネススーツとしてご着用いただけるよう仕立てることも可能です。まずはお客様のご要望をお聞かせください。

銀座のオーダーメイドスーツ専門店京都ビスポーク 概要

店名 KYOTO BESPOKE(京都ビスポーク)
住所 〒604-8135 京都市中京区東洞院三条下ル三文字町207 ディクティ三条1F
TEL 075-253-0293
FAX 075-253-0292
メール メールでのお問合わせはこちら
URL https://www.kyoto-bespoke.jp/
営業時間
  • 11:00~20:00(日曜・祝日/11:00~19:00)
  • ※現在全店舗予約制となっております。
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  • ※初めてご来店のお客様は、ヒアリングや採寸で時間を頂戴する関係でラストオーダーは下記の通りとさせていただきます。
  • 平日/18:30 日曜・祝日/17:30
定休日 毎週火曜日
事業内容 オーダースーツ/オーダーシャツ/ネクタイ/ベルト/小物/バッグ販売