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隠れオススメ仕様|京都本店

2020-06-19|

細身ズボンの多い昨今、座っている姿勢から立ち上がった際にズボンの裾が下に落ちづらい経験はありませんか?
男性のスーツのズボンを裏返すと、裏地が膝あたりまで付いているのが一般的です。裏地がついているのは、腿や膝の擦れからくる服地への負担を軽減する・汗の吸水・動作時の足の上げ下ろしを楽にする目的があります。仕立てる服地によっては、裏地がついていないと腿や膝がチクチク感じたりもします。
今回ご紹介をするのは、裏地を裾口まで付ける「総裏地 仕様」です。
ズボン
着用時にしゃがんだり足を広げたりと普段の何気ない動作でも、腿や膝・尻や股などに大きな力が加わります。服地が引っ張られるその状態を繰り返すと傷んだり摩耗しやすく結果、破損につながります。ズボンの足首まで全て裏地を付ける事により、肌やソックスとの摩擦を抑え服地を滑らせて服地への負担を軽減します。
そして
夏は汗の吸水・冬は保温をしてくれます。
夏場は足がベトつき多少裏地がペタペタとくっつく感じがしますが、慣れれば問題はないでしょう。
裏地が汗を吸ってくれるので、大切なスーツに直接汗がつかず変色や臭い等も軽減できます。長く愛用をしていただく為の隠れオススメ仕様です。
私は春夏・秋冬のスーツは全てこのパンツの裾まで裏地を付ける仕様にしています。スーツ着用時にクラシカルな膝下の長いソックスを履かれる方や仕事上スーツを着てよく車を運転する方、移動が多い方、デスクワークが多い方なんかに特にオススメだと思います。
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