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西洋の文化を絶やさぬように。|京都本店

2023-09-14|

毎シーズン待ちに待っていただいております「京都謹製ネクタイ」の2023秋冬モデルが仕上がりました。
今回は私の中で原点回帰?として、シンプルな小紋柄をメインに仕立てることに致しました。クールビズや軽装化が叫ばれている中、上質なクラシカルなスーツを着て、ドレスアップをするにはやはりネクタイがつきものです。最後の味つけとして首元を飾るアイテムはとても重要であり、なくてはならない存在です。
昨今、【ドレスウェアにネクタイを締めないのが標準スタイル】と言う西洋の文化が途切れようとしている中、王道のクラシックなスーツスタイルを提案する京都ビスポークでは、それに待ったをかけ、「スーツスタイルの締めくくりはネクタイである」ということを提言し続けていきます。
無地のソリッドネクタイを除いては、「ネクタイの柄の基本は小紋あり」だとし、日本の、京都の、職人の技術で、プリントネクタイでしか出せなさそうな極小レベルの柄までをも、ジャガードで織きっております。手を抜かない部分がまさに日本の職人の技術。
ボディの色や柄の糸色まで、抜かりなく私たち好みに色を変え、芯地・柄・色・締め心地をこよなく追及をした、完全別注の京都ビスポークのオリジナルネクタイです。
京都ビスポークのネクタイの特徴は、結んだ時のカチッと決まる締め心地と、くっきり出る結び目のくぼみの「ディンプル」。長時間締めていても緩みずらくする為に、基礎となる芯地は他ブランドに比べて厚めです。どっしりと構えるような、厚手の起毛芯を二重にすることにより、持った時のモッチリ感と適度な重さが生まれます。
芯地をここまで厚くしているのは、他ブランド探してもなかなか珍しい。(ネクタイ商社 談)。
最後には好き嫌いはありますが、有名ブランドだから質が良い!・かっこいい!などの浅はかな考えは持たず、見極める力で自分たちの知識と感性を信じ、京都ビスポークと言う個店から世界に向けて【京都謹製ネクタイ】をプロダクトアウトし、私たちが想う「上質で安心な製品とそれに見合った優しい価格」を追及していきます。
今年も秋冬も華やかなネクタイが勢ぞろいし、服を考えるのが非常に楽しい秋冬シーズンのスタートになりそうです♬
京都ビスポーク 京都本店 三条店 堂島店
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