BLOG
ショップブログ

春物服地大量入荷|京都本店

2011-02-04|

ここ数日、ご注文いただきましたオーダースーツの仕上がり分と共に今シーズンの春物インポート服地が大量入荷しております。今日は70着分入荷したので、狭い店内は生地だらけです。
京都ビスポークのオーダースーツ日記[Tailor Room]

近年は、生地はバンチブックという生地の見本帳でお客様にお見せして、注文分だけ仕入れるオーダーショップも多くなりましたが、当店ではできるだけ手の届きやすい価格を実現することで、できるだけたくさんの方にオーダーの素晴らしさを体験いただきたいという考えから、コストメリットのある仕入れ方法としてシーズン初めに大量に買い付けます

こうすることによって、バンチブックで売れた時にだけ仕入れる方式よりかなりリーズナブルに生地を仕入れることができます。そしてそれをそのまま価格に反映させています。

そして、大きな生地を実際に手にとって見ることができるので、出来上がりの想像がしやすくなったり、その素材の持つ素晴らしい風合いなどが手を通じて感じていただきやすくなるので一石二鳥です。

せっかくなので本日入荷した服地たちをご紹介します。
京都ビスポークのオーダースーツ日記[Tailor Room]
トレーニョ(伊)

服地の世界的産地として名高い北イタリア・ビエラ地区で150年の歴史を誇る高級服地メーカー【LANIFISIO DI TOLLEGNO(トレーニョ)】。厳選されたメリノ羊毛を使いクラシック且つ先進的なデザインを提案し続けており、安定した品質で、アルマーニやランバン、ヒューゴボス、ドルチェ&ガッバーナなどそうそうたる高級ブランドに素材を提供しています。

京都ビスポークのオーダースーツ日記[Tailor Room]
グアベロ(伊)

同じく世界的産地イタリアビエラ地区の代表的なミルで1815年創業の高級服地メーカーです。イタリア国内においてクラシコイタリアの至宝ともいうべきキートンやブリオーニなどとは長年いい素材の開発に取り組むなど最高級服地メーカーとして確固たる地位を築いています。

今回入荷しましたクォリティはグアベロを代表するブランドとなった「ONE Thirty(ワンサーティ)」という文字通りSuper130’Sという極細羊毛を原料として織りあげられた素晴らしいクォリティです。

余談ですが…私が生地商社時代に先輩から「ローマ法王の着衣の生地はグアベロ」と聞いたことがあります(笑)。




京都ビスポークのオーダースーツ日記[Tailor Room]
サヴィル・クリフォード(英)

1899年創業の、英国の世界的服地産地として名高い「ハダースフィールド」にある名門ミルです。

近年世界最大のマーチャント・スキャバルの傘下となり、英国の伝統を守りながらもクラシック且つ優れたデザイン、英国らしいコシのしっかりした安心できる品質が特徴といえます。私の最もお薦めしたい生地ブランドの一つです。




京都ビスポークのオーダースーツ日記[Tailor Room]
ロロピアーナ(伊)

1936年創業のイタリアはおろか世界を代表する高級服地メーカー【LORO PIANA(ロロピアーナ)】。こちらはあまりに有名なのでご説明は不要かと・・・(笑)。

今回はSuper  120’S&SILK(シルク)素材の「LIGHT DREAM(ライトドリーム)」と白度(原毛の白さ:色の染まりが違います!!)とクリンプ(ちぢれ:これが大きいほど素晴らしい服地になります)が素晴らしい最高級ニュージーランドメリノ素材「ZEALANDER(ジランダー)」が入荷しました。



2月半ばには今シーズンの春物生地の一通りのラインナップが揃います。



《京都ビスポークでは39,900円からオーダースーツをお楽しみいただけます。》

◆オーダースーツ  39,900円~

◆オーダーシャツ   4,990円~



オーダースーツ・オーダーシャツ専門店【京都ビスポーク】