オーダースーツ・オーダーシャツの専門店
京都ビスポーク 京都・大阪

今季のトレンドに極上さを|三条店京都本店
2026-10-14|三条店京都本店|
朝晩の寒暖差が出てきて、もうすぐ紅葉を愉しめる季節になってきましたね。いやー日が沈むのが早い。
いつもありがとうございます!京都本店の山下です。
店頭で服地のご案内をしている際、お客様から「いつかは仕立ててみたい憧れの服地」として多く名前が挙がるのが、イタリア・ビエラを代表する名門ミル、エルメネジルド・ゼニア(Ermenegildo Zegna)の「TROFEO(トロフェオ)」です。世界中のエグゼクティブやウェルドレッサーから愛され続け、単に「ネームバリュー」だけでは片づけられない魅力が詰まった服地です。いわずもがなの名作ですが、ニューカラーをご紹介させていただきます。

既にご存知の方も多いなか改めて。「トロフェオ」とは、イタリア語で「トロフィー(栄冠)」を意味します。その名の通り、ゼニア社がオーストラリアの羊毛生産農家から毎年買い付ける最高品質の原毛の中から、その年の最も優れた羊毛生産者に授与するトロフィーに由来しています。つまり、原料の段階から「その年の最高峰」だけを選りすぐって紡ぎ出されているのが、このトロフェオという服地です。
日本酒で例えるならば(あまり飲めませんが、、、)、兵庫県産特A地区産の山田錦を使い極限まで磨きをかけた「而今 じこん」の特別純米酒のようなイメージでしょうか。はて。
番手としてはSuper 130’s〜150’sクラスに相当する極細の長繊維が使われているといわれており(ゼニアは原毛を公開していません)、繊維の均一性と長さが並外れているため、原毛本来が持つ油分と弾力性を余すことなく生地に閉じ込めることができます。

まず驚かされるのがシルクのようななめらかな肌ざわりと独特の“ぬめり感”です。
イタリア生地らしい華やかな光沢を持ちながらも、ギラギラとした嫌味な艶ではなく、光が当たった陰影がため息が出るほど美しい。そして、トロフェオの真の真骨頂は「繊細でありながら、しっかりとした復元力(シワの回復性)を備えている」という点です。
極細番手のデリケートな生地は往々にしてシワになりやすく、日常の着用に気を使うものですが、トロフェオは原毛の繊維長が極めて長く、強くしなやかな撚り(より)がかけられているため、一日着用した後のスチームやハンギングによるシワの戻りが非常に優れています。ただ美しいだけでなく、実用服としての耐久性を決して犠牲にしない。これこそが、世界中のビジネスパーソンに選ばれ続けている最大の理由です。

前置きが長くなりましたが、、、そんなトロフェオの新顔カラーが入荷しております。是非店頭で服地の色味・光沢・極上の艶。ご堪能ください!東京販売会にも持っていきます!
京都ビスポーク 京都本店 山下